2006年 02月 02日
長唄 蓬莱
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二上がり
16聞いて2歩拾う 右足どまりで中央へ
左足をかけて座る 左手は足の付け根
扇子を置き挨拶
うらら 顔上げる
かな 扇子とって下手向きに座る 三つ振り
日の色そみて 木の間にも
葉毎のはなの 彩にしき
かさねし縫の 伊達もやう
着つつなれにし 山姫は
人の眺めの まよい草
結びかねたる そら解けは
いっそ浮気な そよ風や
うなみて煙る しほ釜は
胸に焚く火の 消えかねる
エヽ なんとせう
仇しあだ浪 よせては返す岩枕
うき名はぱっと 立つ鳥の
ねぐらをしたう 恋の山
本調子
萩のしら露 おきふしつらき
色と香の 茂りて深き ませのうち
今朝の別れに 袖ぬらす しょんがえ
招く芒は いたずらものよ
女郎花 あじな気になる 花の色
さめぬ桔梗の 可愛らし
しょんがえ うつつなや
16聞いて2歩拾う 右足どまりで中央へ
左足をかけて座る 左手は足の付け根
扇子を置き挨拶
うらら 顔上げる
かな 扇子とって下手向きに座る 三つ振り
日の色そみて 木の間にも
葉毎のはなの 彩にしき
かさねし縫の 伊達もやう
着つつなれにし 山姫は
人の眺めの まよい草
結びかねたる そら解けは
いっそ浮気な そよ風や
うなみて煙る しほ釜は
胸に焚く火の 消えかねる
エヽ なんとせう
仇しあだ浪 よせては返す岩枕
うき名はぱっと 立つ鳥の
ねぐらをしたう 恋の山
本調子
萩のしら露 おきふしつらき
色と香の 茂りて深き ませのうち
今朝の別れに 袖ぬらす しょんがえ
招く芒は いたずらものよ
女郎花 あじな気になる 花の色
さめぬ桔梗の 可愛らし
しょんがえ うつつなや
by CHIFFON_S
| 2006-02-02 22:28
| 舞踊ノート